こんにちわ、ATです。
先日、外部専門機関による工場監査があり、たくさんの指摘とアドバイスをいただきました。
その中で印象に残ったのが、こちら。
「パンダのタイマー」です。
工場は私物の持ち込み禁止、会社から支給されたもののみ使用するのが原則ですが、
こちらのパンダちゃん、明らかに私物。
こんなに目立つ風貌なのにどうして今まで気づかなかったのだろう??
親切心で持ってきてくれた誰かがいて、それをダメと言えなかった誰かがいたんだなあというシチュエーションが想像され・・・。
それに食品安全に危害を与えるとも思えない愛らしいお顔・・。
そんな個人的感情とは関係なしにルール違反のパンダちゃんは、工場長により即時撤去されました。
食品安全については、たくさんの法律や認証システムがありますが、最近では「食品安全文化」の醸成という新たな考えが広まってきているそうです。
HACCPやFSMSを活用すれば食品事故は防げるはずが、なぜ起こってしまうのか。
議論の結果、食品安全に影響を与える「人の行動」や「組織文化」という点に注目し、行動科学、心理学、組織論を背景にした「食品安全文化」を食品安全の管理手段の一つとして積極的に取り入れていこうという動きが活発になり、コーデックスでも採択されているとか。
「食品安全文化」の醸成という新しい手法、とても興味深いです。
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